2022-01-01から1年間の記事一覧

2022/11/9-2022/12/19 消えない

雪が何度か降り積もって溶けるのを見た。結露した窓に掌を当てると手形が残ってそこから水滴がゆっくりと伝った。千葉で生まれ育った男にとっては東北の雪は厄介なものだった。スニーカーは外に出る度にぐっしょりと濡れて、足先が凍えているのが常だった。…

2022/11/8

機材のことを考えていたらすっかり夜が更けていた。関東に戻ったらいち早く試奏して、必要なものを買ってしまいたい。そんなこんなで来月の今頃にはボーナスが出ている。今年はまあまあ働いたし、多めにもらいたい。今日ついに転職サイトに一つ登録してしま…

2022/11/7

腹痛に見舞われ帰ってからすぐに就寝。近頃は雨が続いている。湿度が高い地域だと聞いていたが、最近はそれを身をもって感じている。ビニール傘もボロボロになってきている。雪が本格的に降る前に千葉に帰れれば良いが、土曜には雪予報も。車間距離を多く確…

2022/11/6

昼頃に起きてやっていない家事を終えた。午後には電車に乗って秋田駅まで。エフェクターの試奏をしに行った。片道50分かけて試奏したエフェクターがあまり良くなくて凹んだ。先輩方にLINEをして相談。やっぱり試奏が必要だ、と結論が出た。帰りも片道50分。…

2022/11/5

一日中ベッドの中で過ごした。完全に電源をオフにしていた。連絡も返すのが遅くなってしまった。映画"セブン"を見た。少し鬱気味のときに見るべきでは無い映画だった。完全に消耗。飯も食わなかった。おそらくこの日は4時間くらいしか起きてない。大変申し訳…

2022/11/4

昨日の酒が少し残っていたのでこの日は家で過ごした。Primeでヤラしい映画を見た。あんまりワクワクしなかった。容疑者Xの献身も見た。思い返せば物理学科の学生だった俺も実験のシーンは少しワクワクした。結局、最初から最後まで鑑賞。『最愛』は名曲だ。…

2022/11/3

一日めちゃくちゃ酒飲んでいた。明らかに増えた飲酒量。だけど未だにビール以外では悪酔いしてしまう。背伸びは厳禁、だけど今の自分を大きく見せたくなる。オスの習性だろうか。ともかくELLEGARDENの新曲を沢山聞いていた。Amazon Primeでドキュメンタリー…

2022/11/2

隣の国で起きた悲しい事件のことを考えていた。属人的な責任を責めるのは簡単だが、本質的に改善するにはやはり"仕組み"が大事だと思う。悲しいが犠牲を払わずに人はそれに気づけない。ご冥福をお祈りすることも大事だが、「じゃあどうする?」を考えたい。…

2022/11/1

一日中を測定で費やした。かなり目や肩や腰に負担がかかる作業。閃輝暗点が見えるまでは働けることを知っているのでたまに遠くを見つつ作業をした。顕微鏡とはかなり仲良くなった。計測結果は良好。悪くなかった一日。誰かと話したくなって連絡もしてみる。…

2022/10/31

気が付けばもう25歳になって半年過ぎている。あまりに目まぐるしい一年だった。良いことも悪いことも沢山いただいたが全部合算するとプラスになっている気がする今日この頃。"くだらない歌はもう歌わない"と灯人の新曲に書いたが、この歌も文章もいつの日か…

2022/10/30

アンレーヴでライブ。少し緊張したけれどきっと良いライブに出来たと思う。ずっと話してみたかったある演者とも話せた。かなり苦しい話を聞いた。はっきり言って角が立つ話だからインターネットには残せないがかなり苦しい話だった。この街で7ヶ月暮らしてい…

2022/10/29

ブランズハッチにて軽くライブ。ハロウィーンということで華やかな店内。いつからかこのようなイベントを楽しむことは無くなった気がする。斜に構えて遠ざけていたのではない。ただ勝手に離れていった。今改めて考えてみると自分のことで精一杯だったのだろ…

2022/10/28

クソみたいにメンタルが終わっていた。半べそでゆで卵だけ食って寝た気がする。最悪の金曜だった。現実って奴はいつだって容赦がない。少しは優しくしてほしい。そのためには俺も優しくならなくてはいけないのだろうか。くだらない。くだらない夜だった。く…

2022/10/27

でかいストレスを抱えて個人練に行った。カラオケ屋に通い過ぎてクーポン券を腐るほど持ってしまっている。使う度にクーポンを渡してくるのならいっそのこと最初から値下げした金額にすれば良いのに。そんなことを考えるが、きっと俺の知らない事情や仕組み…

2022/10/26

深夜に散歩をした。星がやたらと綺麗だった。コンビニで買った暖かいカフェオレを飲むと甘さとほんの少しのほろ苦さが連日のアルコールでくたびれた体を癒してくれた。スニーカーで踏み締めるアスファルト。年内にこのスニーカーで雪を踏み締めることになる…

2022/10/25

急に寒くなってきたので上着を買いに行った。良い買い物をした。暗くなるのも早くなり、いつの間にか冬に片足を突っ込んでいる。息が白くなる朝には、やたらと青く澄んだ空がフロントガラス越しに覗いていた。暖房をつけて曇りを取るところから始まる出勤。…

2022/10/24

二日酔いによる絶望の起床。鯖缶で簡単な味噌汁を飲んで少し回復したが、吐き気を抱えつつ車で会社へ。昼休憩の半分は仮眠をして過ごした。一日気持ち悪かった。次の日仕事の時には角瓶を飲まないことにした。良い加減ビールを卒業したいのだが、結局俺が酒…

2022/10/23

この日も個人練をした。最近は仕事がかなり苦痛になってしまい、夕方からメンタルが不安定でガタガタになってしまった。個人練は早めに切り上げて、家で角瓶を飲みながら料理をした。かなりベロベロになってしまいまともに肉が焼けなかった。若干生の鶏肉を…

2022/10/22

昼過ぎに起床。かなり沈んでいたが個人練には行けた。ボイトレも受けた。出来るだけ"有意義"を積み重ねた。毎日同じ時間に起きて、仕事に行って、ご飯を作って、洗濯をして、掃除をする。当たり前の日々を繰り返しているとき、ふと「これ誰のためにやってい…

2022/10/21

真っ直ぐに帰ってすぐに飯を食った。初めて唐揚げを作った。簡単に出来たものの部屋全体が油臭くなってしまった。油の温度が下がるまでぼんやりと鍋を眺めていた。いつか幸せになれるのだろうか、と考える。幸せがなんなのだろうかと考える。くだらないと吐…

2022/10/20

ぐったりとしたまま気が付けば朝を迎えている。ノートに書いた言葉も全部消して腐った野菜も全部ゴミ箱に捨てた。食材を無駄にした。笑えるほど生活も思いも言葉もから回って涙で濡れた枕が乾く頃には外は明るくなっている。最近はそんな感じ。1年前に書いた…

2022/10/19

希死念慮も喪失感も孤独感も全て「ただそこに在るもの」と捉えている。別にそれに飲み込まれることもないし、それを遠ざける必要もない。ただ、そこに在る。そう捉えるだけで少し客観的に見れるようになった。生きる、とか、死ぬとかも言ってしまえばそうな…

2022/10/18

珍しく早起きしてゆっくりとご飯を食べながら朝の支度をした。澄んだ冬の空が見えたのならきっと良い日になったが、ほんの少しの曇り。仕事に勤しむ一日だった。個人練に行こうと思ったが結局やめた。明日以降の俺がきっと頑張ってくれる。きっと。

2022/10/17

くさのねフェス実行委員会の反省会。反省があるのは言い換えてしまえば伸びしろがあるということだ。そういう意味ではくさのねフェスは運営面としても1イベントとしてもこれからもっと良いものになっていくはずだ。気がつけばまた来年に向けた諸々が始まって…

2022/10/16

黒金さんと飲んだ。尖った話を多くした。とても書けるものではないが、決して悪口ではないことだけははっきりと書かせてもらう。「本当にそれで良いのか?」と考え続ける限り人生は続くのだ。かますの塩焼きと唐揚げが美味しかった。黒金さんは帰り際に『三…

2022/10/15 Sound Stream sakuraにてライブ

Sound Stream sakuraにてライブ。Sound Stream sakuraに出るのは1ヶ月ぶりで、前出演から長い時間が経ったわけではない。しかし随分久しぶりにサンストに来たような感覚があった。前出演から今日までの1ヶ月間でたくさんのことが起きていて、そのことがきっ…

2022/10/14

とあることが決まって頭がパンパンになってしまい、仕事のラスト1時間は本当に何もできなかった。このままじゃダメだ、と以前からおすすめされていたトップガン マーヴェリックを見に行った。かなり頭がリフレッシュ。現状は変わっていないがすこし整理でき…

2022/10/13

千葉に帰着。これで最後の帰着になれば良いが。着る機会が減った半袖を詰めて家を出たが、キャリーに入る量にも限界がある。思った以上に暑かった秋田で買い足した半袖ももう要らなくなった。確実に冬に近づく夜更け、息が白くなるたびに一年の短さを感じざ…

2022/10/12

大人になればなるほど冬が好きになる。例えばコートを着込んだ状態で家に帰ってきて、暖房の近くでほっとする瞬間が好きだ。起き抜けに暖かいココアを飲みながら緩やかに朝を溶かすのも良い。クリスマスに浮かれる街並みをすり抜けて歩くのも悪くない。寒い…

2022/10/11

外に出たら雨は止んでいた。夜空にぽつりと浮かんだ月の光が街を照らしていて、雨上がりのアスファルトの匂いが鼻にゆるりと入って来るのが分かった。どうあがいても手が届かない事ばかりで、「いつか雨は止むよ」だなんて口にするのも憚かる昨今だが、やは…