2021/11/19-22 くさのねフェス

俺のくさのねフェス2021と諸々を整理する。いつにも増して乱文になりそう。

11/19
有休を取って1日準備。仕事のことは後回し後回し。これ以上できない先延ばし〜というcreepy nutsのLazy Boyが脳内に流れる中、微睡んでバスに揺られていると、まさかの朝イチにくさぶえの丘に到着。
同じく早めに着いていたTSUTAYAスタッフと自己紹介をしつつ待っていたらアーティスト陣も到着。準備に取り掛かった。
準備は机を運んだりテントを建てたりといったかなりDIYな感じ。フェスが1からできていく様、そしてそれを作り上げているのが佐倉の人やアーティスト達なのがすごく美しく感じた。
少し延長して準備は終了。サウナとラーメンを嗜んで寝た。

11/20
完全なる寝坊。
本当に申し訳なかった。ヒビキの演奏を見たかったのに全然見れなかった。大いに反省。バスも何故か乗れず人生初、自分でタクシーを呼んで乗りこんだ。ぬまのさんの演奏の途中で到着。夜桜の演奏が個人的に良かった。最高に爆発してた。終わった後、遅刻を紛らわすような気持ちで働いた(つもり)。次の日に備えて早めに帰って大久保でステーキ食って寝た。

11/21
黒金さんと待ち合わせてくさぶえの丘へ。車の中で昔話やバンドの話で盛り上がった。普段こういう話ができない(そういう話ができないのはもちろん俺が悪い)のですごく有意義な時間だった。途中でダイゴを拾って会場入り。Open前はずっとそわそわしていた。Openと同時に沢山の人が入ってきて嬉しかった。こんな僻地までライブを観に来るのは余程このフェスが、アーティストが、音楽が、ライブハウスが愛されている証拠だと思う。そしてそういう人達が集まってくるのが嬉しかった。
自分のお客さんも東京から来てくれた人もいた。長年の付き合いの友達も来てくれた。高校の友達も来てくれた。「誰も自分に興味がない」とか不貞腐れている場合じゃなかった。
最近仲良くなった女性も観にきてくれた。一番緊張した。注文したカレーを待っている時に子供を見て微笑んでいるのが可愛かった。カレーを2人で並んで食べている時に本当のことを聞きたかったが何も聞けなかった。そんなものだ。
自分の演奏は上手くいった。もちろん細かいことを言えばキリはないし、それは練習で詰めるべき事だけど、この一年で重ねてきたものを出せた。だからこそ同年代のバンドが大きいステージに立っていることが悔しかった。俺が持つべきなのはやっぱりエレキギターだった。再確認した。
見たアーティストのことを一つ一つ丁寧に書きたいが今それをやると間伸びしてしまうので割愛。雨の中でもお客さんが楽しんでくれたなら良かった。打ち上げでは実行委員会の人と仲良くなれた、気がする。でも自分を出せずに小さな島と島の間で孤立してしまうこともあった。他のボーカルは周りに人が集まるのに俺は違った。また自己嫌悪が始まってたが次の日もあったので暖かくして寝た。

11/22
この日も有休を取った。
黒金さんと待ち合わせてくさぶえの丘へ。黒金さんとはこの4日間で1番話した。黒金さんやSoundStreamsakuraが大好きになった4日間だった。そしてそこに関わる人もみんな大好きになった。片付けは大変だったけど、改めてここにいてよかったと思った。佐倉で音楽を鳴らし続けてなかったら出会えなかった人やアーティストがいて、フェスをやらなきゃ知らなかった裏方の事情があった。
千葉に残って間違いはなかった。
片付けの後一人でバーに行った。店長に核心を突かれまくって撃沈。女性に対する考えが浅はか、お前が空気読めずに全体の流れを止めてるのは目に見えてわかる、話がつまらないやつは注目されない、と諸々言われてしまった。半ベソをかきながら寝た。寝る直前に自分の演奏や他の演者の演奏や、何も無くなった草ぶえの丘をぼんやりと思い出していた。

来年までにもっとできることを増やしたい。
そして、またあの場所で沢山の人に会いたい。
出来るだけ真っ当に成長した状態で