長い2日が終わった。やっと起床したので書いていく
2021/12/30の打ち上げは次の日の朝まで続き、そのあと家でブログを書いていたので、寝たのは午前10:00頃だった。微睡みにゆっくりと落ちたと思った、次の瞬間気がつくと15:00だった。いつ寝たのかもわからないくらいほぼ気絶するように寝ていた。起きて大掃除として窓の掃除をした。我が家では大掃除で自分の部屋の窓を濡れた雑巾で拭くのだが、毎年拭いた時に雑巾につく土埃の多さに驚かされる。真白だった雑巾の片面一面を汚した茶色は、一年間晴れの日も雨の日も風の日もそこに窓があって、真っ当に外と内を隔てていた証だった。蓄積した土埃は丁寧に拭いた。これからの一年間で新しい土埃を受け止めるための準備だった。きっとまた一年後、そこに溜まった土埃が時間の流れる早さや一年間の後悔その他諸々を思い出させるのだろう。雑巾にこびりついた茶色は洗って落とした。また来年。そんなことを思いながら。
着替えて帽子を被りサンストへ行った。CULTURES!!!の出番前あたりに到着。サンストには3日間で1番沢山の人がいた。ライブハウスで年を越すこと選択する人が、さらに言うならばSoundStream sakuraで年を越すことを選択した人が沢山いた。ミツハシヒロキという一アーティストが彼らの2021/12/31を過ごす場所を選択する理由になれないことが悔しかったが、そこは自分の責任だと思ってグッと飲み込んだ。過ぎたことよりもこれからの未来の光を集めることに目を向けたい。少なくとも2022年は自分にとってそういう一年にしたかったから、今日胸の奥に感じていた悔しさは未来の糧とすることにした。
3日目はライブ活動も積極的に行なっているバンドばかりだったので、3日間でも特に会場にいる全員の体温が上がるような瞬間がたくさんあった。実はその細かい瞬間を言語化して書いていたのだが、全部消した。俺の言葉ではとても足りない気がした。少なくともこの年末現場にいるか、配信を見ている人でないと感じられないものがあった。2021年は自分にとって閉塞感を感じるような一年だったが、その全てを音楽が吹き飛ばしてくれるかの様だった。この場にいることが出来て良かった。
マッドネスマンボウで年越しをした後打ち上げでビールを3杯ほど飲んでから友人達と成田へ。初日の出や成田山への初詣やモルックやジェンガや焼肉やサウナなど色々したけどとにかく眠さとの戦いだった。初日の出を見た印旛沼は日の出よりも日が出る前の満点の星空が一番美しかった。寒かったがこの星空と友達がいるならば俺はもう大丈夫な気がした。そしてまた赤いギターを買った。目があった瞬間に惚れていた。音を聞いて余計愛おしくなった。ライブで使うようなギターになるかわからないが宝物が増えた。帰ってから16時間も寝た。俺には大切な場所と友達がいた。