2022/8/14 TOKYO/Summer

昼頃から秋葉原でカイ君と二人でご飯。初めて二人でご飯に行った。書いてて思い出したが、サークルの卒業の時に色紙を渡してくれた後輩や、ライブに来てくれた後輩や、「憧れ」だと言ってくれた後輩も、一人もご飯に連れて行ったことが無い。こういうところがあるなぁと今更ながら反省。ともかく、カイ君と二人でご飯。お互いのことを話せた。詳しくは書かないが、俺とカイ君がわかっていれば良い。

 

 

その後俺は一度ボイトレを受けに行ってその後にドラゴンさんとカイ君とスタジオ。バンドをやっていると、俺一人では到底見れない景色や場所に辿り着ける。ホワイトボード片手に過ぎて行った時間はこの数ヶ月感じていたフラストレーションを吹き飛ばしてくれた。

 

 

スタジオ後はくさのねフェスの仕事で渋谷WWWでOrganic Callのワンマンへと足を運んだ。蒸し暑い東京の電車、溢れかえるような人、渋谷駅前の夢を歌うシンガー、仮面の様な笑顔と共にチラシを配るホスト風の男。東京は俺の「苦手」を詰め込んだような街。傷つくためにここに来ているんじゃないかと毎度思う。東京の夏よりかは圧倒的に秋田の夏の方が好きだ。千葉の夏はちょうど間くらいだ。

 

 

Organic Callのワンマンは時間の関係でアンコールしか見れなかった。パンパンに入った渋谷WWWは壮観だった!初めて入った渋谷WWWの記憶はOrganic Callのアンコールによって塗りつぶされていった。この先渋谷WWWに来る度に、秋田で暮らしながら千葉で音楽活動をする奇妙なお盆のことを思い出すだろう。思い出す時はステージの上で……なんて自惚れ。加速するような日々。あと数日で秋田に戻らなくてはいけなかった。