2022/8/23 拝啓

一日は気が付くと過ぎていて、仕事をしている8時間を終えればまた次の曜日を迎えていて、その速度に合わせきれないまま季節が移り変わってしまう。半袖は少し涼しいと感じる夜が増えた。今俺が住む秋田は、毎年雪に見舞われて県民のほとんどがスタッドレスタイヤを持っているような土地だ(言い過ぎか?)。ともかく季節の移り変わりは早くて、相変わらずあーでもないこうでもないと頭を抱えているうちに年老いていきそうだ。25歳になっても未だに将来への不安が沢山あるし、自分の「やりたい!」を"見栄"や"世間体"や"正論"に邪魔されている。邪魔されたまま老いていくのか、それともその邪魔を乗り越えられずに朽ちていくのか、それともどこかで折り合いをつけるのか、それとも。考えるだけまた時間が経つ。ソロの曲の『拝啓』には【どうせアラームは鳴り朝になっては愛を探す なんて】という歌詞がある。「案外核心ついているのかもなぁ、ミツハシやるやん。」と日に日に体重が減っていった数年前の自分をたまには褒めてみる。