2025/2/24

先日、西加奈子さんの「サラバ!」を読了した。長い小説だった。「あなたが信じたいものを、他の誰かに委ねてはいけない」と繰り返し訴えてくる血の通った小説だった。誰かの目線、世相、偏見、その他諸々に惑わされるのではなく、自分で選択しなくてはいけないのだな、と改めて思った。ずっと誰かの顔色を窺って生きてきた自分の背中を、小さく、だけどはっきりと押された瞬間だった。

 

 

とはいえ、何かを信じること或いは選択することにはやはり覚悟が必要で、きっとどこかで疑いながら歩んでいくのだろう。覚悟とかリスクってヤツを昨今は考えすぎて、何をするにも消極的になってしまう自分がずっといるけれど、「いや、お前がリスク取れないで一体誰が背負えるんだ!」とか日々言い聞かせている。「自分には何もない」と未だに思うけど、「"何もない"がある」はずだから、きっと0ではないはずなのだ(伝わるだろうか?)。なりたい自分、得たい名声、思い描く幸せ云々をこの手で掴むべく、まずは背負わないといけない気がしている。

 

 

最近仲良くしている地元のパン屋の店長に「ヒロキ君は真面目すぎるよ」と呆れられたばかりなのを思い出した。こんなカスみたいな文章を書いていたらまた言われてしまう。さっさと選択しろ!そして嫌われろ!「たまには褒められたい」とか一瞬でも思うな!早く死ね!クソが!自惚れるな!馬鹿!死ね!

 

 

俺が俺をぶん殴る毎日をまた今日から。