2022/1/14

今夜はすぐに帰りたくなかったから散歩をした。

金麦のエプロンを腰に巻いた若い女性がサラリーマンに声をかけていた。路地裏の居酒屋からはどこまでも低俗な会話が聞こえた。学生たちは輪になって次の店を検索した。ピンサロのキャッチは寒さに体を震わせていた。怪しい中国人は3000円のマッサージを勧めてきた。恋人たちは腕を組んで誰もいない場所を目指した。目の濁った老人が新聞を片手に舌打ちをした。黒マスクの青年はナンパに失敗していた。家出少女は今夜の宿を探していた。

俺が日曜にアー写を撮る街はそういう愛おしい町です。

2022/1/13 ② Sound Stream sakuraでのライブ

昼頃起きた。

仕事に向かうバスの中で昨日の記録を書く。

 

が、書ききれなくて結局スタバで仕事の後に書いている。

 

昨日は朝から昼過ぎまで仕事だった。午後3時間だけ有給休暇を取っていた。バンドがやりやすい環境ではあるのかもしれない。職場の誰にも自分が音楽活動をしていることは言ってないが。

 

昼休み明け、職場の窓からやたらと澄んだ空が見えた。暖かいとも思った。一週間前とは大違いだった。少し春の様な陽気を感じた。

 

仕事を終えて一度家に帰って仕事の荷物とライブの荷物を交換して志津へ。入り時間に間に合うことができた。リハも長くはやらなかった。ミーティングにも参加できた。ここ一年のライブはほぼ仕事の後での参加だったからこれらのことをやれていなかった。他の演者と1日を作る感覚を思い出した。

 

ミーティングからスタートまではタツさんと楽屋で話した。向精神薬の類は結局筋肉弛緩剤で構成されていて、考えるのが面倒になるだけ、とかそんな話をした。案外鬱になる人が周りに多くてそれ自身はしょうがないことだし心配してもしょうがないけど知り合いが元気じゃないのはやっぱり気がかりだ。元気になれ、頑張れ、と言葉をかけるのも違う気がするし、医者でもカウンセラーでもない俺はその心に安寧が訪れるのを祈るしかない。後輩、友達、先輩が早く穏やかな気持ちになれるのを祈っている。

 

そして一番手で出番。最近は乾燥で鼻がやられてそれと連動して喉もやられていたのでかなり苦しいライブになった。同時に緊張もしてしまったからか、MCも演奏もおぼつかないものだった。一人でステージに立つのは相変わらず震えるほど怖い。しかしそれを言い訳にしてはいけないし、それでも良いライブをしなければならない。悔しい結果になってしまったが過去のことを悔やんでもしょうがないので反省をして、次に繋げたい。地元演者として誇れる存在にならないと。Howeverのベースも観に来てくれた。元気そうで良かった。良いお知らせも聞けた。彼女も彼女なりに悩んだり悩まなかったりしながら24歳を乗りこなしている様だ。

2番手はSubana。すごくかっこよかった。良いメロディと良い歌詞と良い声のバンドだった。悔しい通り越してただのファンになった。人柄も素敵で話していて心地が良かった。自分の希望となる様な話も聞けた。来月また一緒にやれるのが楽しみだ。

3番手はORCALAND。同い年と一歳年上で構成されたバンド。2曲目と最後の曲が心に残っている。電車移動らしくゆっくり話せなかったがまた話したい。そういえば「同世代の連中が一気に辞めてしまう波が去った」と彼らが帰る前に話した。その話をしている時の少し寂しそうな顔が妙に忘れられない。きっと俺も同じ顔をしていたんだと思う。

4番手はホシノタツさん。リクエストしていた曲もやってくれたし、全曲好きな曲で組まれたセットリストだった。まあbattaの曲に捨て曲は無いけれど。「演者」とはタツさんの事を言うのだと思う。1人になってより自由になったタツさんのライブは本当に勉強になった。かっこいい先輩だ。一生敵う気がしない。

 

打ち上げは俺考案の「志津の乾杯コール(かなりスベった)」から始まり、真面目な話とくだらない話を4:65:56:4くらいのバランスでやりながら終電まで話した。帰る気持ちになれなくて海野さんをサウナに誘った。別の先輩も合流した。ライブ後の熱い風呂が1番最高だ。風呂に浸かりながらお互いの近況やバンドや仕事の話をした。大人になって先輩とこういう話ができるのは嬉しい。俺も後輩をいつか連れて行きたい。その時はただの紙切れ同然となっている運転免許証が息を吹き返すくらいには運転できる様になっていたい。きっとこれは遠い未来の話だろうけど。

 

オロポを路上で飲んでなか卯へ。季節限定の文字に相変わらず弱い。帰ったのはかなり遅かったけど、本当にいい一日だった。次の日の出勤時間が遅くて良かった。会いたい人に会いに行くのが人生なのだろう。今の俺は間違いなく人生をやれている。

 

船橋のサウナに向かう途中海野さんの車で流れていた曲。何故かはわからないけどこの曲が流れている間、俺も海野さんも一言も喋らなかった。

 

youtu.be

2022/1/13①Sound Stream sakuraでのライブ

ライブしてきた。書きたいことがあるけど、例のごとく後で書くことになりそう。このまま微睡の中書いても良いけど文章は正確に書きたいので一度ここで明日に回す。この為体で「ブログを毎日書いている」と言えるのかどうかはわからないが、まあ保険として書いておく。

柔らかい光に包まれ始めている。瞼が重いものに押しつぶされているかの様。体に良い一日。消灯です。

2022/1/12

仕事して仕事して仕事した。トレーニングもちゃんとやった。明日は友達のために歌いたい。集中してやりたい。新しい曲は結局できなかったけど、自分の色を出したい。年始一発目、よろしくお願いします。

 

1/13(Thu)

Sound Stream sakura

 

ミツハシヒロキ

ORCALAND

ホシノタツ

Subana

 

※Struggleはキャンセルになりました。

 

op / st 1730/1800

 

-来場チケット-¥2000 

https://forms.gle/EktywFhx5ota4twC8

 

-配信チケット-¥2000

https://soundstream-webstore.com/items/619cda2f30344b7fea9456e7

 

-1st e.p.acoustic-

https://linkco.re/7945qASZ

2022/1/11

今日は灯人のサポートメンバーと最初のスタジオだった。自分の見落としていた細かい部分に気づけた。癖とか趣向とかそういうものを超えて一つの曲を完成させる作業が心地よかった。全く違う人間が集まって一つの方向に向かうのがバンドの面白いところ。こんなに面白い娯楽はない。

 

機嫌が良くて帰りに食ったすき家の白髪ネギ牛丼にニンニクをトッピングした。明日の口臭とはさよなら。

 

木曜には口臭は消えているはずなので良かったら見てください。

配信だとどれだけ口が臭くても大丈夫です。きっと。

 

1/13(Thu)Sound Stream sakura

 

ミツハシヒロキ
ORCALAND
ホシノタツ
Struggle
Subana

 

op / st 1730/1800

 

-来場チケット-¥2000 
https://forms.gle/EktywFhx5ota4twC8

 

-配信チケット-¥2000
https://soundstream-webstore.com/items/619cda2f30344b7fea9456e7

 

-1st e.p.「acoustic」-
https://linkco.re/7945qASZ

 

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2022/1/13(Thu)

 

2022/1/10

雪はほとんど溶けていた。あれほど街全体を白く染めていたのに、今では歩道の脇に土と共に汚らしくまとめられていた。2日前に比べると随分と歩きやすくなった。

 

沢山の町で成人式が行われていた。もちろん俺の住む町でも振袖姿の若い女性やサイズの合っていないスーツを着た男性が沢山いた。個人練に行く途中には、恐らく久しぶりの再会で連絡先を交換しているかのような場面にも遭遇した。大人になるのがどういうことなのかは未だにわかっていない。成人式。大人になることができる式ではなく、大人になるように促される式なのではないか。当時はそこまで考えていないだろうが、今日この日は精神的な成熟をしているか否かは関係なく、今後は大人として振る舞うように命じられる式である気がしてきている。

 

自分は成人式から4年経ってどうだろうか?本当の意味で大人になれただろうか。考えたが恐らくまだまだ子供だ。「いい加減大人になりなよ」と白い目で見られることも増えた。しかし、自分の子供な部分があったお陰で現在の自分へと繋がっているとも思っている。

 

試行錯誤しながらもここまで来た。この4年間で沢山の人に揉まれて手放したもの、捨てたもの、失ったものがあって、同じようにどうしても手離せなかったものもあった。どれだけ手から血を流しても手放せなかったものがあった。皮肉にも当時ハンドルを真っ直ぐにしてアクセルを踏み込んだ先の現在地点に今は立っている。4年前も今も同じ道の上に立っている。この道が正解かどうかはまだわからないが。

 

20歳になった方々、成人おめでとう。

4年前の俺へ、とりあえず今のお前のままで大丈夫だと思うよ。

2022/1/9

オズワルドの漫才が面白い。シチュエーションに落とし込むのではなく、仲良し二人組の会話をずっと聞いているかの様で心地が良い。ネタの着眼点も「そんな風に考える人がいるのか!」となるものが多い。それからツッコミの伊藤さんのワードセンスが毎度毎度巧みで驚かされる。あの2人は本当に賢いのだろう。面白いのと同時に脳汁がドバドバ出る体験は初めてだった。


もう完全に虜である。お願いだからもっと売れて俺がファンになった責任を取って欲しい。