2022/1/7

悲しみの輪郭がはっきりとしてこないから解決策が見えてこないのだ、と思い文章にしてみたが、その輪郭の線がはっきり見えるようになることは自分の弱さや傷跡と向かい合うことと同義であり、いい加減こんなことはやめたいと鼻を啜った。未だに以前見た「自分を肯定できていない人が他人を肯定できるわけがない」と無機質に書かれた文章に苦しまされている。今でも思い出す度に血が出るまで唇を噛み締めてしまう。今日も朝のバスでその文をふと思い出してしまい、昼休みにトイレの個室で一人嗚咽を漏らしていた。

 

お前に何がわかる。お前に俺の何がわかる。反抗しても悔しくてたまらないのは、現に自分も他人も肯定できていない実感があるから。図星だと思ったから。どうにもならなかった。今日は真っ直ぐに帰った。凍結した地面に滑らなかったことだけが救いだった。ブログを書こうにも書けず、電気をつけずに暗い部屋で虚空を見つめていた。時間をかけて肺の奥まで酸素が渡るように何度も呼吸をした。そして自分にだけ聞こえる声で何度も呟いた。大丈夫、きっと大丈夫。

2022/1/5 去年の夏にしたツイートについて

2021/8/19のツイートのこと

アレの感染者は減らず、医療体制が逼迫し、世の中全体が緊張感と閉塞感に苛まれていた緊急事態宣言の中。例のごとく家からほとんど出ずにリモートワークに勤しんでいた頃にこんなツイートをした。

 

 

このツイートをした数時間後に久々の友からの連絡があった。そしてその後確か2人ほどの連絡。このツイートは消さないでいたからか、緊急事態宣言が開けた後も時々連絡があった。忘れた頃に鳴る電話。最近は全く面識の無い人からの連絡も。

 

このツイートをするのは勇気が必要だった。俺が正しいと思ったこともこの国では「偽善」と呼ばれるから。現にこれは偽善なのかもしれないし、本当に正しいことなのかもわからないが、とりあえずツイートした。このツイートを見るだけでも「最悪辛くなったら三橋に愚痴ればいいな」と思ってもらえれば。少しでもそいつの気が楽になるような気がした。

 

2021年8月は本当に先が見えない1ヶ月だった。Sound Stream sakuraも2週間の休業。ついに音楽も鳴らなくなった。当時、俺の知っている誰かがこの緊急事態宣言の裏で、俺が気がつかないうちに最悪なところまで落ちてしまうことが怖かった。もし顔の知っている誰かに相談できるなら、それが1つのセーフティになる気がした。当たり前の日常が戻るまで我慢することよりも、今この瞬間の最悪を共に乗り切る術が必要な気がした。それは俺も、俺の知っている(あるいは知らない)誰かも。顔を合わせなくても社会が何となく回ることが証明されてしまった2021年に、俺の友達が出来るだけFace to Faceに近い形で助けを求められる場所を作ることに決めた。2021年8月はそういう逃げ場所が必要だった。

 

再び増え始めた数字。この数字の増減が指す未来が明るくないとした時、もしかしたらもう一度この取り組みが必要になるかもしれない。そう思って今この文章を書いている。実際に必要であるかどうかではなく、とりあえず「やってみる」。結果救われる、または掬われる誰かがいるならそれに越したことはない。俺から連絡をすることはないが、来るものは拒まない気持ちでいる。

 

最近心を病んでしまった旧友の話を聞いた。もう数年会っていないが、きっとアイツも、体よりも先に心が飛び出してしまったのだろう。不安は一生無くならない。就職すれば不安はなくなると思っていたけれどそんなこともない。一生不安なのだ。だからこそ、不安を感じているアイツは間違いではないと今なら胸を張って言える。お前は悪くねえよ、と思う。あいつが心を患ったのは何も間違いではない。ただ、タイミングや状況がたまたま悪かっただけだ。きっと俯いて小石を蹴飛ばしながら帰る一日もある。間違いなくある。俺も同じだ。もう少し休んで1°でも背中の角度を垂直に近づけられる一日があるならそれだけでその日は正解だ。

 

上の電話番号やメアド、LINEのQRは変えていない。未だに連絡が付くようにしている。

より詳しく記しておく。

 

■連絡先■ ※2022/2/13 追記

・電話番号:090-6710-3644

・mail:mittsu3284g@gmail.com

Twitter DMとLINEとSMSでも受け付けている

 

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LINE

・愚痴、ヘイト、泣き言、不安、不満、面識有り、面識無し、匿名、非通知(非通知電話鳴る設定にしてある)、罵詈雑言、雑談諸々大歓迎。

・平日は8:15~17:15で仕事なので電話なら平日は18:00頃から出られる可能性大

・次の日仕事の場合は21:00には携帯切る可能性大

・カレンダー通りの土日祝休み。しかし土日祝の午前中は前日の酒によりぐっすり寝ている可能性もあり

 

必要になったら連絡ください。

2022/1/4

「〇〇で良い」より「〇〇が良い」の方が芸術は面白くなる気がする。今俺が始めようとしている灯人の周りに存在する沢山の人たちはそのことをよく理解してくれる人が多い。これは俺の考え・想像でしかないが、バンドその他諸々の仕事は全て人と人との掛け算であって掛け合わせるものが1より大きいものではないと元のものより大きく出来ない。やはり0.9ではその掛け算の結果は小さくなってしまう。だから1.1、いや1.0000001でも掛ける数字が1より大きくできるのならばその方がいい。そして掛け『られる』側の俺がもっと大きな数字であればその掛け算の結果はもっと大きくなる。人と人、バンドとバンドの掛け算が作り出した奇跡を俺はライブハウスで何度も目撃してきた。このやたらと目つきの悪い2つの目ではっきりと見てきた。

 

今日はサンストで海野さんの誕生日企画を見てきた。沢山の掛け算があった。その結果は全てデカいものになっていた。俺が途中貧血で立てなくなったことを除けば最高の一日だった。THE YORKIEの只腰君とはもっと仲良くなりたいと思った。19歳とは思えない貫禄があった。Hivariの優心と久しぶりに一緒に帰れてよかった。今日は打ち上げに最後まで残らなかったけど優心の近況が聞けたから間違いなくよかった。

 

明日は仕事。俺も明日誰かの仕事に1よりも大きな数字をかける。それがきっと世の中のためになる。

2022/1/3 新しくバンドを始めます

新しくバンドを始める。

 

バンド名は「灯人」。読みは「ヒビト」。実は12月にミツハシヒロキ(band set)の名前で一度ライブをしたが、この度はバンド名を付けて活動していく。メンバーは俺一人。当面はサポートメンバーを毎ライブ招いてやっていく。あるメンバーで鳴らすのはあるライブ限りかもしれない。正式なメンバーは一緒にやってみて話してこの人とやりたい、と思ったら誘う予定。本当は正式なメンバーが揃った状態でバンドを始めるのが格好がつくのかもしれないが、もうそこで時間をかける前にまずはライブがしたい。ライブをしないと見えてこないものは多い。ともかく一人でも良いから始めようと思ったのでこのような形態を取った。アー写も近日公開予定。ロゴは筆文字制作 | 墨一に依頼した。いいロゴを作ってくださった。

 

バンド名は漢字にしたかった。最近は英語のバンド名を見かけるのが多かったから、日本語で覚えやすいものにしたかった。灯す人と書いて「灯人」。字面ではかなり覚えやすいのではないだろうか。バンド名を考えていた時、長崎のバンドSHANKの曲であるSet the fireが好きで何となく「灯」の文字は頭に残っていた。

youtu.be

そこに覚えやすさや語呂を考えて「人」の文字をつけた。実は他のバンド名も候補として挙げようとしたが、結局自分の頭に残ったのがこれだったので「灯人」を選択した。後付けだが、時には大きく派手に燃え上がり、時には凍えるような寒さに寄り添える火でありたい、そんな音楽をやりたい、と思いも込めた。ただバンドである以上、心臓が高鳴って、血液が一気に沸騰するような、それこそ「ワーッ」となる感覚をお客さんもバンドも共に味わえるような演奏を結局はやりたいだけだ。あとはボーカルの俺が嘘を歌わなければ大丈夫、なはず。

 

どんな音楽をやるのか?ジャンルは何?とよく聞かれる。この問いはとても難しく、ジャンルの違いは時代を経て複雑になっていくし、それらに囚われるのもどうかと思うので、とにかく「ジャンルはよくわかりませんが、俺が思う良い音楽を真摯に鳴らしていきたいです。あと、日本語詞です。」と答えている。大体この答えだと相手を困惑させてしまうが、事実これ以上の言葉が見つからないのでしょうがない。ライブを見てくれれば、とも思うがこのご時世でライブハウスに行くのも難しかったり、タイミングが合わなかったりで、結局自分のバンドがどんなものなのか伝わらず終いになってしまう。だから、出来るだけ早く正式メンバーを見つけてまずは一曲でもレコーディングをしたいところ。その上で興味を持ってもらえなかったとしたらそれは俺の実力不足か偶然縁が無かっただけのこと。そこに対して深く追うようなことはしない。鳴らし続けているうちに興味を持ってもらえることもあるかもしれないし、そもそも音楽への興味は大きな偶然の中に存在しているとも思う。俺は俺のやるべきことを出来るだけ丁寧にやっていくのみだ。

 

あとこれもよく聞かれるのだが、ミツハシヒロキのソロの曲は当面バンドでやらない予定だ。自分の中にあるものがアコースティックの曲でアウトプットされた時点で、それは曲としての生涯を半分以上終えているのだ。そもそも曲作りで使っている脳の部位が違う(カレーライスとハヤシライスくらい違う)のも理由の一つではある。俺にとってソロの曲はソロの曲で、バンドの曲はバンドの曲なのだ。友達からlittleをバンドアレンジしてほしいと頼まれることも多くあり、それは本当にありがたいことなのだが、当面はあの曲はアコースティックでしかやっていかないつもりだ。ただ、これももちろん正式メンバーが出来たり、自分にソロの曲をバンドアレンジに納得する形で昇華できる力量がついたならば積極的にやっていきたいとは思う。今の俺にはその力量がない。だから、どちらかというと「やらない」より「やれない」に近い。申し訳ない。

 

最初のライブのサポートはタツトさんとマキタさんに依頼した。二人とも仕事や別のバンドが忙しい中やってくださる。俺は人に恵まれている。

灯人初ライブはこちら

↓↓↓

 

2022/2/5(Sat)
Sound Stream sakura

 

灯人
THE YORKIE  
Subana
中川共喜
Famille

 

op / st 1730/1800


adv ¥2000

 

-来場チケット-のご予約はこちら⇨
https://forms.gle/nD57QN9SCRR7ogzr6

 

-配信チケット- *準備中

 

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2022/2/5 灯人初ライブ

あと、これとは別にソロの2022年初ライブはこちら。

 

2022/1/13(Thu)
Sound Stream sakura

 

ミツハシヒロキ
ORCALAND
ホシノタツ
Struggle
Subana

 

op / st 1730/1800

 

-来場チケット-¥2000 
https://forms.gle/EktywFhx5ota4twC8

 

-配信チケット-¥2000
https://soundstream-webstore.com/items/619cda2f30344b7fea9456e7

 

-1st e.p.「acoustic」-
https://linkco.re/7945qASZ

 

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2022/1/13 ミツハシヒロキ(ソロ)

本格的に2022年が始まる。いい一年になりそうだ。

2022/1/2

眠れずに朝

今日はまたサウナに入った。知ってる人はもう何人かいるけど俺に関わったことのある人全員に知ってほしいことを1/3の22:00に公開する。

俺はやるぜ

知ってください。頼みます