2022/6/3

眠い中で仕事。実験ばかりしていた。昨日のライブを思い浮かべながら昼休みに仮眠をとった。午後はキビキビ働けた。案外やる時はやる、のかもしれない。でもそれは普段やらない奴に貼られるレッテルだから、きちんとやるべきことをやりたい。帰ってからもよく眠った。

2022/6/2 Sound Stream sakuraにてライブ

ライブだった。急遽のサポート変更にも対応してくれた黒金さんとDには頭が上がらない。6/2はCUTMANSの寺澤がサンストで働き始めて初のブッキングをする日だった。確か4月頃から決まっていたライブだったから、何とかしてバンドで出演したかった。あれやこれやの事情を乗り越えてなんとか迎えた日。真っ直ぐにライブがしたかった。

 

 

久々の千葉はやたらと暑かった。午前中にDと二人でスタジオを終えて車でサンストへ向かった。二人きりでやるリハは一瞬で終わったので、一度俺は着替えを取りに帰宅した。真昼間、平日、晴れた木曜日、志津駅。ホームに差し込んだ光は梅雨と呼ばれる季節を忘れてしまったかの様だった。一度家に帰りシャワーを浴びて荷物を入れ替えて再びサンストへと戻った。

 

 

トリだったので、トリ前の山先大正さんまでゆっくりライブを見ることができた。久々にライブを見る人、今日初めて出会った人、鳴らし方を思い出すようにライブをする人。各々の思いが見え隠れするようなライブだった。いつの間にか「この人はこのライブ中何を思っているのだろう」という視点でライブを見るようになっていた。MCの言葉の綴り方や、演奏の良し悪しも超えて、その人そのものを残酷なほどに映し出す板の上。"板の上には魔物が潜む"と表現した方がいたが、改めてその通りだと思った。

 

 

灯人のライブもまさにそんなライブになった。久々にこの場所に来れて、ここに立てて嬉しい、という気持ちが溢れていた。音楽が、ライブハウスが、バンドが好きである自分を取り戻した25分だった。働くこと、飯を食うこと、朝ちゃんと起きること。紛れもなく大事で大切なことを、真っ直ぐ受け取れないまま25歳になった。ギリギリで何とか繋いできた今日、そのギリギリを少しだけ許せた瞬間があった。剥き出しの自分で立っていた。

 

 

この日のライブは小中高と一緒だった友人もチェックしてくれた様ですごく嬉しかった。打ち上げでは、残っていたメンバーとギリギリまで話した。最後まで残れなかったのが悔しかった。でも、寺澤が「もっとライブをしてほしい」と言ってくれたことや、沢山の人に良い評判を貰えたことが嬉しかったから、今日はこれ以上何かを貰う必要は無かった。終電で海野さんと共に帰った。実家のベッドが暖かかった。

2022/6/1

4時間かけて東京に着いたときは22:00を過ぎていた。目に入る建物はほとんどビルでもう夜も遅いのに灯りが点いていた。MARUNOUCHI cityと書かれたビルが見えた新幹線のホーム。足早に総武線快速のホームへと向かった。


俺の住んでいた街は眠る街であるように、東京が眠らない街だった。総武線の車内で方言が聞こえてくることは無かった。車窓に映るのは田んぼでは無かった。間違いなく千葉にいた。たった4時間で異世界を渡り歩いたかのような気分だった。


クロガネさんと落ちあってラーメンを食べた。急な誘いに応えてくれて本当に嬉しかった。車の中で明日のライブの話や、出張先での生活の話、もちろん色んなバンドの話をした。車で俺の実家の前まで送ってもらった。


久々の実家は風呂と洗面台は別だし、お湯と水を混ぜて使う必要もないし、台所は広くて最高だった。住む街と環境はこれからは自分で選びたい。気がつけば眠っていた。

2022/5/29

天気が良くて洗濯物がよく乾いた一日。スニーカーを買いに行ったけれど、あまり良いものは見つからなかった。こんな日もある。古着も見に行った。でも何か今日は買う気になれなかった。練習をしにカラオケに行った。いい時間になった。ストレスも抜けていった。帰ってきたら洗濯物が乾いていた。明日暑くなるらしいから乾ききらなかった服もよく乾く一日になるはず。そろそろ千葉に一時的に帰れる。

2022/5/28

気絶していた。起きて水を飲む。ギターと機材を持って車を出したのが大体14:00。ニトリに行って折り畳みのテーブルを買った。その後はスタバでくさのねフェスの調べ物をしていた。かなり時間が経っていて、買おうと思っていた靴は明日にすることにした。その後はカラオケに行ってテレキャスを鳴らしてみた。DTMのアンプだったがいい音がした。ライブで使えるかもしれない。帰ってゆで卵を作って食べた。朝の光を感じながら就寝。明日はきっと洗濯物がよく乾く日になる。