2022/9/10 当日

相変わらず朝が早い。風は少し強そうだが昨日よりも晴れる一日になりそうで安心した朝だった。到着した草ぶえの丘には前日とは打って変わって暖かい日差しが差し込んでいた。寧ろ差し込みすぎで、暑くなりそうな予感がしていた。

 

 

一日中アーティスト窓口にて働いた。アーティストが入ってきて受付をする持ち場。顔見知りの演者もいれば初めての演者もいる。特に初めての演者に失礼が無かったか凄く不安だが、悪い印象は持たれていないと信じたい。しかしながら改めてバンドマンが好きになった一日だった。どれだけ尖ったライブをしていても、事務的な部分は真面目に行う。良いバンドは挨拶や楽屋の使い方や搬入撤収をきちんと時間通りにやる、とはよく言うが本当にその通りだと改めて思った。(あまり裏のことは書けないが)個人的に胸が熱くなる瞬間もアーティスト窓口で多々あって、改めて良い持ち場に就かせてもらったと思った。あと、一緒に働いていたFさんが酒や食べ物を沢山買ってきてくれて、沢山ご馳走になってしまった。恐らく誇張無しに2000円は奢ってもらっている。色々な意味でこんな大人になりたいと感じた(読んでいないとは思いますが本当にありがとうございます)。

 

 

他のバンドのライブもつまみ食いして見れた。心臓のど真ん中を銃で撃ち抜いてくるようなライブや、全身の血液が沸騰するようなライブ、思わず涙が出そうになるライブを沢山見た。それを見るお客さんも幸せそうで俺まで嬉しかった。知り合いのバンドマンが沢山来ていた。群馬からSubanaが全員(4人とも何故かバラバラにライブを見ていた)、先日解散したFeel the Recoveryのみんな、アシタカラホンキ!のハラゲンキさん、ぬまっちさん(疲れて切り株で寝てたの最高でした)に会えた。きっともっと沢山会っている。このフェスに人が集まってくると実行委員をやってよかったと思う。そして、出られなかった方々とも一緒に来年は出たいと思った。凄くポジティブな感情。

 

 

最後の花火になった。大曲で見た花火よりほど大きくは無かったが、良い花火だった。そこから間も無く乾杯をして打ち上げが始まった。演者同士が束になって話している感じ。この感じが好きなのだ。くさのねフェス2022当日がまだ鳴り止んでいない。きっと来年まで止まない。