2024/2/1

「生まれてこなければ良かった」と思うことに慣れてしまった。かつて『ぼんやりした不安』を理由に自殺した文豪も同じ気持ちだったのだろうか、と思いを馳せる。今回の生で人生を肯定したい気持ちもあるが、どうにもこうにも疲れてしまった心が明日へと向けないままズルズルと日付を越している。"生まれてきた理由"も"生きてきた理由"も"生きていく理由"も勝手に産み落とされて自分で見つけていけ、だなんてどうにも理不尽な話ではないだろうか。少なくともさよならポエジーは新譜を出すそうだし、今夜アユさんはブログを更新するそうだし、ハイスタはライブをするそうだし、灯人もライブがたくさん決まっている訳で。期待できるそれらの予定が、仰々しい決断を先延ばしにし、足取りを前に進めているのだ。俯いたままだとしても。