2022/2/10

先日のライブ後にとあるスタッフさんと話していた時。彼が「ゲームをやり始めたらずっとやってしまう」と言っていて大層驚いた。彼と知り合ってもう9年になろうとしているが、あまりゲーム機に向かい合っている様なイメージがなかったからだ。俺は周りの人たちが普段何が好きなのか、または何が嫌いなのか。そして何を考えているのか、もしくは何を考えていないのかを意識していなかったと気付く。

 

 

 

今日別の人と話していて、最近俺が知り合った方々のバックグラウンドを教えてもらった。その人の知らなかった側面に気づく度に自分の中でその人の影が濃くなっていくような感覚がした。自分の中で影を濃くしていきたいと思う人がまだまだ沢山いるのと同時に、もっと他の人の中で自分の影を濃くできたら、と思ってしまう俺。

 

 

 

承認欲求の沼。底から音が聞こえる。足を突っ込んで耳を近づけて注意深く聴いてみる。急に怖くなってやめる。いつの間にか頭まで浸かってる。あぶねー、と思って必死で抜け出す。振り返ると名前を忘れた奴らがじっとこちらを見ている。見なかったふりをして背を向ける。背を向けてもまだ、じっとりと汗で濡れた背筋に視線を感じている。