2022/7/24 仙台長町RIPPLEにてライブ

新幹線に今年は何回乗るのだろうか。新幹線に乗る前にゲオに寄って初めての完全ワイヤレスイヤホンを買った。先日新幹線の車内でライブ映像を見ていたのだが新幹線の音に邪魔されて集中できなかった。今年は何度も3時間前後の移動をするので、ゲオにて3500円程度の安いワイヤレスイヤホンを購入。ノイズキャンセリングをオンにして音楽を聴きながら仙台へ向かう。メロコアの曲を沢山聴いた。2ビートをBGMに青空や田んぼや森が何度も車窓を流れた。

 

 

初めて降り立った仙台駅。観光でもすこしできれば良かったが、そんな時間は無く、速攻でカラオケへ。フロアライブということで最終調整をできるのはここしかなかった。30分をきっちりと使って最後の調整をした。慌ただしく地下鉄に乗り込む。

 

 

電車に乗って数分で長町一丁目に着いた。ミーティングに余裕を持ってつくことができた。挨拶もそこそこの状態ですぐにミーティング。ミーティングにて初めて一番最初の15分も演奏をすることを知る(事前に送られた概要をよく読んだら書いてあったのだが俺が勘違いしていた)。転換でやる2曲しか用意していなかったのでかなり焦ったが、何とか即興で出来る曲でライブをする。マイクもなし、ギターも生音、初めてのライブハウス。どんなライブになるか自分でも予想がついていなかったが、生身の自分で演奏をするのだから、ただまごころを渡そうと決めた。あまり難しいことは考えないで演奏をした。

 

 

千葉の演者も仙台の演者も個性的で、ライブはすごく面白いものになった。俺も転換中に2回演奏した。rippleの堀越さんが俺の演奏する場所を毎回変えてくれた。小さな発見もその中で見つけて、心の中にメモをした。

いい一日だった、とは思うが、悔しいことに今日のRIPPLEはガラガラ。圧倒的に実力不足。今後に向けた一歩目だと思って一番最後の曲には"平行線"を演奏した。No borderのタイトル通り、境目が無いのだとしたら一緒に肩を組むべきだ。これからも頑張らなきゃいけない、一緒に前向いていきたい、と相変わらずの反省を心臓のど真ん中にちくりと刺した。小さいけれどはっきりとした痛みがあった。

 

 

終電を気にしながら打ち上げ。堀越さんにスパークリングワインを注いで俺も一杯貰って駅に駆け込んだ。どうせなら最後まで残りたかった。初めて自分が社会人であることを恨んだ。次来るときはもっと余裕のあるスケジュールで来たい。悔しかったからデカい声で「お疲れ様でした」と挨拶だけはした。名前を言うのを完全に忘れていたけれど。